軍事国家としての韓国を切り取った作品。儀仗隊として2年の兵役生活をおくるウチュルに密着しつつ、監督自身の体験談も交えていく。

他のことはともかく、兵役がない国に生まれてよかった…自分だったらたぶん耐えられない。ウチュルよくがんばったよ…

部屋にTWICEのポスターが貼ってあったのが印象的。2018年時点だけどやっぱり人気なんだな。今はIVEとかか？

常に不安げな表情のウチュルを被写体に選んだのが大正解な気がする。中心人物ではあるけど、インタビューとかは全くなく、軍隊の密着映像と監督のナレーションで進んでいく。

閉めきられた空間で心を病んだウチュルを通して監督のいじめ体験にも触れられる。こうした作品をみると、まだ「休戦」状態であることを再認識させられるな。

SKYに届け！を見た後に鑑賞。
受験戦争に兵役に、韓国の若者は本当に大変。。

今まで見たドキュメンタリー映画とは異なり、監督の？モノローグ（落ち着いた語り口調が心地よい）が多く入る事で文学的な雰囲気すら感じる。
上手く言い表せないけど、ありていに言うならおしゃれ？な雰囲気。
映画としてのルックがいい。
BGMというか音響もとても効果的に不穏。

女性3人組ユニットの慰問コンサートが最高。

しかしどうやってウチュルをフックアップできたのか。
あれがめちゃ元気で社交的な青年だったらまったく違う作品になっていたのに。

何事も集中して2年間続ければ確実に練度は上がる。
そう思うと兵役のある国の人たちはない国の人たちと比べて確実に何かが異なるのだと改めて感じた。
どっちがいいかは別として。

• #アジアンドキュメンタリーズ

うーんやっぱり兵役はやだなぁ
兵役を通じて垣間見える韓国文化が非常に興味深い