TMさんの映画レビュー・感想・評価

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X エックス(2022年製作の映画)

3.6

オーバーオールからのぞく横乳が自由で素敵

池を真上から撮ったシーンが1番ドキドキした
ワニ!ワニ!

歳とるの怖くなる
あのおばあちゃんもミアゴスが特殊メイクで演じていると聞いて納得

喪う(2023年製作の映画)

3.7

ナターシャリオン目当て

親の死と姉妹間の関係性と
だんだんと他人事ではない歳になってきておりいろいろと考えてしまう

ふたりの人魚(2000年製作の映画)

3.9

ロウイエ監督作品になんでこんなにも惹かれてしまうのかうまく説明できない

もしかしてただ女の子が可愛いからか
でも最初の河のシーンから目が釘付けになってしまう

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.6

怖かった
もう少しだけ意味を説明してほしかった

監督は進撃の巨人を見て感じた、裸のおっさんがいるだけで怖いっていうことを映像化したかったとか

種子みたいなのが穴に入ったり、たくさん撒き散らされたり
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パターソン(2016年製作の映画)

3.7

まるで人の日記を見せてもらっているような感覚
何気ないようで日々色々なことが起きており、淡々とした作風だけど飽きさせない

そもそも日記という人の日常を覗き見するようなプロットはとても興味を引きやすい
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.8

誰しも生きていれば後悔していることや、謝りたいこと、そして願わくば赦されたいことがいくつかあると思う
そういうお話なんだろうけど、そこに宗教観が絡んでくるから、本当の意図をどこまで理解できてきるかわか
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港町(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

相変わらずなぜか見続けてしまう謎の推進力はあるのだけれど、『選挙』『精神』『演劇』などのビッグタイトルと比べるとやや小ぶりで焦点がぼやけている印象は否めない

あの突然の独白も正直何を言っていたのかよ
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ドーターズ(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

作中でも言われていたとおりまさに『感情がジェットコースターのように動く』

久しぶりの再会前、父親たちも娘たちも期待、不安、緊張などの感情が溢れ出しているのが伝わってきて、見ているこちらも緊張してくる
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

アイデア一発

同時期に出たMONDAYSは話に説得力もカタルシスもあったけど、こちらはストーリーのために登場人物たちがバタバタと動かされている印象
ラストのオチも夢オチの次くらいに残念

旅館の建物
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

出口の見えない苦しみ
誰にでも起こり得る1番恐ろしい地獄のひとつ
もうただただつらい

旦那さんのスタンスが救い(もちろん要所の失言など褒められたところばかりではないけれど、彼が置かれた状況を考えたら
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対峙(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

『彼がいないことがまだ寂しい』

冒頭30分、状況はわからないけどこれからただならぬ会合が開かれる張り詰めた空気がビシビシ伝わってくる。

誰かを恨み続ける人生は想像するだに辛い。
だけどそこから抜け
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川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

満島ひかり目当て
開始10分、ゴリラの脇の下の臭いがどうこう言い出したところでたぶん自分には合わないと感じ中断

おしえて!ドクター・ルース(2019年製作の映画)

3.9

エンドロールたった2分でも溢れ出る圧倒的チャーム

知的で前向きでユーモアに溢れて、そして辛い過去を胸に秘めて
好きにならざるを得ない

あんのこと(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ただただしんどい
これ見てどおせいと

勉強って自尊心を保つためにも必要ね

監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

3.8

IT業界最先端の中の人が言ってるだけあってリアリティ
依存気味の自覚あるだけに考えさせられる
とりあえずXのフォローを整理した

90分長いなぁと思う人はエンドロールだけでもいいかも
識者の的確なアド
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

思ってたより全然ふつうで拍子抜け
勝手にもっとのたうち回ったり、凍てつくようにヒリヒリする展開を期待してた

2章なぁ
あのフラートな瞬間て人生のうち何回か起こるんよね

監督はラース.フォン.トリア
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東京自転車節(2021年製作の映画)

3.8

青柳さんの明るく優しい性格があるからコメディタッチで見れるけど、内容はかなり悲惨な現状。
まさに節(民謡というか労働歌)がぴったりとくる。

はっきりいって最低賃金を下回るレベルの条件で保証も保険も一
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.8

いつか見ないといけないと思っていた作品

集団と個人、異なる立場や視点から浮かび上がる構造を捉える森達也監督の作家性がはっきりと本作にも感じとれた

関東大震災で起きてしまった虐殺行為についてしらばっ
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淀川アジール さどヤンの生活と意見(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『ア、アディクトや。キャットアディクト』

昔から心のどこかにホームレスの浮世離れした仙人感や坂口恭平や吾妻ひでおの本などに惹かれる気持ちがあった。
そうなりたいというわけではないのだけれど、うまく言
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アラバマ州対ブリタニー・スミス -正当防衛法とは何か?-(2022年製作の映画)

3.6

冤罪は本当に怖いし、そこにジェンダー差別まで絡んでくるなんてどんなディストピア

彼女が証言を数回変更していたのが心象悪かったように言っていたが、有事の際に気も動転して変なこと言ってしまうことだってあ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

作品外の雑音が多いのでなかなか手が伸びなかったけれど、見るなら今しかないと思い鑑賞

わたしは未来人なのでこの後現実世界でなにが起こるか知っており、どおしてもそれ込みで見てしまうのはしょうがない

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クロス・ミッション(2024年製作の映画)

3.7

大好物『舐めてたあいつが殺人マシーンだった』系譜
助けに来た時に正体がわかるシーンはやっぱりあがる!
最後は夫婦バディもので最高

欲を言えば最後にもう少しスカッとする場面があったらよかったな

ブラックベリー(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

諸行無常
むかしブラックベリーカタカタいきり丸だった知人は今頃何してるかな、なんてふと思った

iPhoneが発表された衝撃は覚えている
あんなにも何かが劇的に変化した瞬間てなかなかないよね

ダグが
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いつエヴァンピーターズやサラポールソンが出てきてもおかしくないくらいのアメホラ的雰囲気から、ラストはベイツモーテルのような愛と狂気と長回しの笑顔
あの笑顔は宇多丸さんが解説していたとおり正気に戻ってし
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

上白石萌音さんの声がとても印象的

『PMSなんてまだまだですね』なんて気を使わせて言わせてしまっているシーンにハッとする。
もしかしたら自分も知らず知らずのうちに人にそういう気持ちを抱かせてしまって
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

3.5

もう一度原作を読み返したくなった



あらためて原作読んで思ったのは、映画よりもシリーズでアニメ化のほうが合っていたようには思う。
もともとが1話完結のお話だし、映画は一続きにそれをやるからどおして
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架空OL日記(2020年製作の映画)

4.0

またあの5人(三浦透子入れたら6人)に会えてただただ嬉しい
これが漫画だったら二次創作探してしまうと思うくらい好き

相変わらずの小嶺コール、ああいう時にレスポンスできる人間になりたい
最高でした

シドニー(2022年製作の映画)

-

Movie star should be “wow!!”

ハルベリーも『(若い頃)彼と結婚したいと思っていた』というくらい素敵な存在だったらしい。

今は気分でなく途中リタイア

ボーイズ・ステイト(2020年製作の映画)

3.8

選挙ドキュメンタリー映画に当たりが多いように思う
想田和弘監督『選挙』大好き

選挙というシステムを通して個々の人間の性分がよくも悪くも透けて見える

アメリカ政治に明るくないのでどこまで理解できてい
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その道の向こうに(2022年製作の映画)

3.8

cáuse・wày † 名(複~s)C
1(湿地などを横切る)土手; (車道より高い)歩道.
2(舗装した)主要[幹線]道路.


微かながら回復の兆しが見える物語がとても好き
本作も多くは語らない
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カム・フロム・アウェイ(2017年製作の映画)

3.8

観劇未経験の門外漢でも楽しめました

息つく間もなく進んでいく物語はテーマである緊急事態にマッチしていて、演者の溢れんばかりのエネルギー熱量に圧倒された。
ミュージカル俳優凄すぎる!

いつかライブで
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.5

嫌いではない、けど面白かったわけでもない。
夜中にぽやーんと1人で見るにはいい。
ラシダジョーンズは上品でソフィアコッポラ作品イメージにとてもマッチしているように思う。

ぼく モグラ キツネ 馬(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

嫌いではない作風だけれど、見るタイミングが合わなかったのかもしれない

馬の斜め上からの告白は笑ってしまった

そしてラスト、家とは何か

いつかまた見返すかもしれない

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.7

10年以上前に途中挫折、今更ながらあらためてトライ

男たちのキモさを堪能する映画
特に翁のピュアキモさときたら超弩級だった
そして瞬間最大風速はしゃくれ帝のバックハグ

平安時代の読者たちはどんな気
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.0

なんとなく見始めたけど、あまりのすごさに驚いた
控えめに言って傑作
ちなみにタートルズリテラシーほぼゼロで鑑賞

とにかく作画がすごい!!
これまでに見たことのないフレッシュなタッチのアニメーションは
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