TMさんの映画レビュー・感想・評価

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

記録

一回見ただけではうまく言葉にはできないけど、ものすごい映画体験だった

夫婦喧嘩シーン、倦怠夫婦物

弁護士さんが男前すぎて気になる

最後の最後のワンちゃんのアクションにえっ!?てなった
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美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

3.8

DOPESICKを見た時も思ったけど、なんでアメリカはサックラーに極刑を下せないのか…

1人の女性芸術家の半生記としてもとても興味を惹かれて良かった。
彼女とお姉さんと両親との関係性。
ただ、いろん
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市子(2023年製作の映画)

3.9

杉咲花さんが本当に良い演技

どこかでは本当に起こっている問題なのだと知れたのでよかった

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

私の心のカメラに留めるから

多くは語らずさりげないけど、誰もが知っている心の柔らかい部分にそっと触れ、それでいて死の匂いも漂う

一回見ただけでは消化しきれないけどすごいものを見た気がする
いつかま
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ソナチネ(1993年製作の映画)

3.7

うまく言葉にできないけど、始まったとたんに北野映画とわかる独特の絵なのがすごい

この頃の北野武が出ているだけで画面がしまるし緊張感が出る

まるで異国のような沖縄の大自然
砂浜での紙相撲がとても印象
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用心棒(1961年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

思っていたよりも…

主人公があそこまで宿場町のためにがんばる動機付けが弱いように感じた
そこが弱いとラストのカタルシスも弱くなってしまう

最後の大立ち回り
丑寅軍横並びの構図はカッコよかったけど、
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アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

群像劇は難しい
全体的にどおにも散文的

それぞれにわずかなクロスオーバーはあるけれど、とくに意味があるようには見えないうえに登場人物の誰にも感情移入できなかった

ガエルガルシアベルナルは目がとても
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ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

高評価なので我慢して1時間見てみたけれど…

キャットファッカー付近でドロップアウト

自分はもうこの良さにピンと来ないくらいには歳を取ったのかなとしんみりした気持ちになってしまった

ひとよ(2019年製作の映画)

3.5

中盤までは良かった
三兄弟みんな演技がいい。
とくに松岡茉優は相変わらずの芸達者ぶり

韓英恵さんのサバサバ美人感も素敵

佐々木蔵之介パートが取ってつけたように感じてしまい、もう少し違う着地に出来な
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.6

While we’re young
いろいろ身につまされる

何かを発信しつづけないといけない仕事は大変

子あり子なし夫婦に対する監督の考えを強く感じる
子供ができた友達(旦那)のコメントも世の女性
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.1

最&高
コーエン兄弟はこの頃みたいな作品をまた作ってくれないかな

クインターナのファッション、ストライク後のステップは世界一カッコよかった
それだけで一万点
ボールの磨き方も良すぎる
そらチェーンソ
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

記録
30分でドロップアウト

冒頭から主人公の横柄な口調と態度が好きになれず
と言うかはっきりと不愉快

暑くなってきましたとかいう前にその暑そうな上着を脱げ

アノマリサ(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

anomaly
1異常(なこと), 例外(的なこと), 特異な存在, 異例, 変則; 不合理.

類を見ない相当に変な映画
すごすぎる

精巧なストップモーションアニメでこんな事をやる意味
チーム
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.8

もう終わりにしよう。がとても良かったので今さらながら鑑賞
チャーリーカウフマン脚本
ミシェルゴンドリー食わず嫌い
人には薦めないけど、とても好みの作品
いつまでも見ていたい

受付のお姉さん登場した瞬
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ラスト、コーション(2007年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

LUST
1肉体的欲求, (過度の)性欲.

Caution
1用心, 警戒, 慎重さ

LUST,CAUTION と文字が区切られて独立してた
ラストはてっきりlastかと思ってた
原題は『色、戒』
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恋人たちの食卓(1994年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

3部作最後は台湾、シリーズの中では1番好み

オープニングの軽快な料理シーンで100点
料理シーン好き

お父さんの職場のレストラン?宴会場?の建物がすごい
日本ではあまり見られない規模
調べたら『円
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ネットワーク(1976年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

視聴率が悪くて殺された最初の男の物語

登場人物全員狂っていて最高
とくに会議室での会長の演説は声出して笑った
まさかあんな気持ちにさせてくれるなんて

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ガスライティング映画の名作
悪夢のマタニティライフ
嫌すぎる

ミアファローのファッションや髪型(作中では酷評されてるけど)がとてもかわいい

カンゾー先生(1998年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

みんなカンゾー病で頭がおかしくなっている

敗戦寸前の岡山県
肝臓炎に取り憑かれた町医者、劇中唯一まともな思考の女の子、アル中坊主、薬中外科医、料亭の女将、軍人

肝臓炎の発表が学会で賞賛されて、町医
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ばしゃ馬さんとビッグマウス(2013年製作の映画)

3.2

この話に限らず、子供の頃に周りの子よりすこし上手くできたり褒められた事を引きずるのは呪いのようで恐ろしい。

漫画『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』を彷彿とさせる。
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ペルセポリス(2007年製作の映画)

4.0

歴史的政治的宗教的背景はほとんどわからない状態で鑑賞。
その人にしか描けないその人の話が大好きなのでかなりハマった。

(印象に残ったこと)

イスラム圏でもお酒は飲まれてる。
日本でいうパーティード
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グッド・ストライプス(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

デキ婚するまでの記録
誰しもが知っている(もしくは知っているような気がする)いろいろな感情や空気感が上手に表現されていた。

彼氏の友達のノリが好きでない

相手親の意向

同棲生活の擦り合わせ

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戦場でワルツを(2008年製作の映画)

3.8

現在進行形のガザ侵攻をきっかけに自分なりにイスラエルパレスチナ問題を調べている途中。

こんなことが行われても世界は今後もイスラエルと何事もなかったようにつきあっていけるのか?
どういう力学が働いてい
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

3.4

トムウェイツ絵になるなぁ。

話はあれとして。
評価につられてちょっと期待しすぎました。

サッドティー(2013年製作の映画)

3.1

冗長な長回し、抑揚も内容もない会話、まさに今泉力哉監督の作家性の大きな特徴だと思う。
『街の上で』や『窓辺にて』はここから大きくブラッシュアップされたように感じた。
ディスっているようで結局最後まで見
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

何十年ぶりの鑑賞。
納得の名作。

ロサンゼルス
ウィノナライダーのキュートがとんでもない。
話し方やちょっとした表情の変化、たわいもないようで興味深い会話、オーバーサイズのボーイッシュファッション。
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推手(1991年製作の映画)

3.7

最後まで興味を持って見れた。

旦那が星一徹ばりに暴れてリビングやキッチンを破壊しだして驚いた
さすがに奥さんかわいそう

孫に中国語教える前にじいさんも簡単な英語くらいは勉強すべき(散歩にいきます、
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天安門、恋人たち(2006年製作の映画)

3.7

人には薦めないけど自分は好み。
登場人物全員がとてもリアルに見えるのはカメラとの距離感が近いからだろうか。
あんなに近いのにそれを感じさせない自然な演技に惹かれてしまうのかもしれない。

とは言えさす
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全身小説家(1994年製作の映画)

3.8

虚実入り混じる人生の最期。

全打席に立ち3割打者。
女性はメロメロ。
でも自身が主催する文学伝習所に参加している女性なのでそもそもファンではあるのか。
ただそのエネルギーとサービス精神は見習うところ
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