ネクスト・ゴール・ウィンズの囚人13号のレビュー・感想・評価

かなり好き。共に祈り、威嚇し歌わせることでチームの団結を見せつつハカもどきが精度を増していく反復も良い。
集大成であるW杯予選は(キャメラともども)ボールを追えてなかった前半戦からマイケル・ファスベンダーのぶん投げるクーラーボックスの放物線を契機に、後半は軌道が明確に示されるようになりセーブも見せつつ攻勢に転じる。

クライマックスのPKは若干くどい気もするが、試合を凝視する多数の視線から解放される＝大歓喜の溜めとして申し分ない熱気。