NaokiAburatani

ネクスト・ゴール・ウィンズのNaokiAburataniのレビュー・感想・評価

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ソー・ラグナロクでめちゃくちゃ楽しんで、ジョジョラビットで「こんな映画も取れるんだ。」と感心してからの、ソー・ラブ&サンダーで「ちょっとシリアスとギャグのバランスが崩壊してるなぁ‥」と自分の中での株が若干下がっていたタイカ・ワイティティ監督最新作。
主演がマイケル・ファスベンダーだし宣伝しやすそうなんだが割とヒッソリ公開されてるイメージ。
結論から言うと‥イマイチノレなかった。
今回はギャグに全振り出来るはずなんだが、ラブ&サンダーで懲りたのかイマイチおとなしめな印象。かと思えば、唐突にバスに跳ねられる人や救護室にいた腹にバタフライナイフ刺さってるオジサンとか趣味が悪く面白くないうえに話の展開上不要で意味が分からないものがあったのが気持ち悪かった。
俺だってハートフルなファミリー向け映画くらい作れるんだぜ?と言わんばかりに冒頭から司祭役で出てきた時には何とも言えない気分になった。
まぁ、史実の話だし、流れから色々察することも出来たのでマファスの娘の件以外はイマイチ驚きもなかった。
作中経過時間が4週間だけの話だから話の掘り下げも難しかったのかな。

幸せになろう、というアメリカン・サモアの人達の陽気っぷりにはホッコリできた。
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