W杯予選史上最悪の0-31の大敗をキメた米領サモア、あと4週間後に迫る次の予選に備え、そこの監督を任された荒くれコーチと負け犬チームとのスポ根コメディ。
実話ベースではあるそうですが、タイカ・ワイティティ監督らしいおふざけが散りばめられた観やすい一本。
それでいてスポーツものらしく白熱する部分もあり、ポリコレ要素が嫌味なく、かつ実話故にスッと挿入される部分がかなり巧い。
サッカーチームだけでなく、監督自身の再起の話でもあったのがグッときますね。
目標自体も一点で良いからゴール決めたい！というだけなので、そこのハードルの低さからスタートする流れがこの作品の観やすさに更に寄与しているのかもしれません。
オススメ！
