るい

ネクスト・ゴール・ウィンズのるいのレビュー・感想・評価

4.0
配信早!🤣🤣🤣
観忘れてたタイカワイティティ監督の新作

2001年のW杯予選で
一点も取れないまま
オーストラリアに
0-31という予選史上最悪の大敗を喫した
米領サモア代表のもとに
アメリカを追われたオランダ人の鬼コーチ
トーマス・ロンゲンが就任し
奇跡の立て直しを図った実話がベースとなってる作品
救世主とサモアのみんなから期待されて現れたロンゲン
とにかく口が悪いしキレるわ破天荒
そんな彼がどうサモアのみんなと交流し
彼らに1ゴールの奇跡を起こさせるのか
まさかのタイカワイティティで
あの絶妙な笑いがあるんだけど
基本ベタなスポ根話とは意外だったな
とにかく最初のチームのポンコツっぷりが
可愛いというかお粗末というか
とにかく個性豊か
デカ、チビ、暴れん坊、LGBTQ、見せかけのエース等々
もはやサッカーを成してないっていう🤣
そんな中でも彼の目は凄い
ちゃんと能力を見出してるのよ
自分が特に印象に残ったのは
ジェンダーのジャイヤ(ジョニー)との関係性
時に考え方で衝突したりと
そもそもジェンダーの選手って彼女が現れるまで前例がなかったんだよね
だから扱いが難しいのもわかる
それでもジャイヤは素直で良い子なので
案外2人が上手くやってけてるのが
なんかほっこりした
さらにロンゲンにはサモアの文化にも慣れなければならないという壁が🤔
練習中に急に始まるお祈りの時間等
なんとなくマイペースなんだよね
島民もやたら緩いというか
めちゃくちゃ面白かったな
あと良かったのが
対話
とにかく彼はチームメイトと
一対一の話をする
この絆の作り方、チームのまとめ方が凄い良かったんだよな
ハイペースで一致団結するサモア
ついに予選が始まる
最初はあんな緩かったサモア代表が
僅かの間で
めちゃくちゃカッコよくなってるっていう
物語の前半と後半のギャップが凄かった
こんな「少林サッカー」みたいな話があって
それが実話だとは本当驚いたな
もう最弱とは言わせない!
るい

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