このレビューはネタバレを含みます
タイカ・ワイティティ氏の新作に胸躍らせながら劇場へ向かうも、二日酔いが酷すぎて途中退場してしまった為、改めて再鑑賞。
監督らしいコミカルかつピースフルな作風は心乱れる瞬間が一時もなく、終始ピクニックに出掛けてるぐらいの緩い感覚で楽しめる。
更に特筆したいのがファスベンダー氏。
X-MENシリーズでお馴染みマグニートー役の印象が強すぎて「鉄仮面」な表情しか見た事なかったけど、今作はサモアというチームを通して彼の喜怒哀楽、人間臭い演技を余す事なく堪能できたのが最高だったな。
アンハッピーな描写もほぼ皆無で、心地良い読了感に包まれる良い映画でした。
只、後半戦は全くの無策で「もう好きにやれ！楽しめ！俺の言う事は聞くな！」と半分匙投げてる癖に急に2得点って、流石にそうはならんやろ笑
