ナチスドイツの迫害化、違う民族の家族が助け合って乗り越えようとする話。
内容はかなり壮絶で、割と劇中の年数をかけてみせてくる展開。
前半の、ただ家の中で隠れるくらいのぼおっとした展開も中盤くらいからはかなり動きをみせてきて、思わず声が出たり絶句する展開もあった。
タイトルにもある通り、ウクライナの民謡「キャロルオブザベル」が劇中2、30回はかかっているのではないだろうかという感じで、子供たちがことあるごとに歌うし、劇中のバックにもかかるし、いやいやさすがにこすりすぎだろというくらいかかり、食傷気味に。タイトルにしているからと言ってかけすぎだろと。
正直、「キャロルオブザベル」が劇中でかかりだす、もしくは主人公たちが歌いだすと何か悪いことが起きるという、かなりの高確率の不幸の歌のような感じであって、
主人公たちが歌に希望を見出すのはわかるが、これだけ不幸重なるのにこの歌にこだわるのはなぜだ、もういい加減気づいたほうがいい、というかむしろ「キャロルオブザベル」大嫌いにならんのかなと平和ボケ的なツッコミはあった。
最後の最後まで歌ってる。
まぁ内容的には悪くありませんでした、まぁまぁの見ごたえあり。