盧舎那仏

キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩の盧舎那仏のレビュー・感想・評価

4.5
ウクライナはこの映画のように過去にもドイツとソ連に侵略され、今もロシアと戦っている。
日本では最初は頻繁に報道されたが、今では日々のニュースには流されない。
今も戦地の下には、親を亡くした子や病気なのに診てもらえず亡くなった子がいるのだと思うと胸が痛い。
辛いシーンだらけだが、夫の処刑後ソフィアが洗濯するシーンが一番辛かった。
愛を尽くしたソフィアに限らず、何の罪もない者が自由を奪われ殺される。
結局、愛も音楽も戦争には勝てなかったけど、子どもらの心にソフィアの愛と音楽が生き続けていることだけがわずかな救い。
盧舎那仏

盧舎那仏