このレビューはネタバレを含みます
夜市で18歳になったばかりの青年が銃乱射事件を起こし、一人が亡くなった事件が物語の始まり。
ネットゲームで繋がったり、現実に付き合ったりしている6人の人生がこの事件をきっかけに狂ってしまう。
3/4あたりまで、事件を起こすまでの流れと、事件後の6人の環境が変わっていく様を描いていきます。
正直、間延び感が否めず、淡々とした展開に、眠気とやっちまった感がありました。
しかし、突然時間が戻った映像に変わり、6人の関係性が変化します。
あの時の選択を別のものにしておけば、こうなったのかもという設定だと思いますが、この部分はバタバタと進行して終演です。
前半で、息子を殺されて怒りを露わにしていた両親が、正反対の立場に変わり、教会に泣き崩れながら謝罪するシーンは、何故謝罪しているのか一瞬わからなくなるくらい印象が薄い存在でした。
前半部分で間延びしたことも影響しているかもしれませんが。
クライムサスペンス映画を期待していたので、かなり残念な感じでした。