2022年 イギリス映画
原題:愛とは何の関係があるの?
【映画.com解説より】
「エリザベス」のシェカール・カプール監督が、多文化が共存する街ロンドンを舞台に描いたラブストーリー。
ドキュメンタリー監督のゾーイは幼なじみの医師カズと久々に再会し、彼が見合い結婚をすると聞いて驚く。今の時代になぜ親が選んだ相手と結婚するのか疑問を抱いた彼女は、カズの結婚までの軌跡を追う新作ドキュメンタリーを制作することに。ゾーイ自身は運命の人の出現を待ち望んでいるが、ダメ男ばかりを好きになり失敗を繰り返していた。そんな中、条件の合う相手が見つかったカズは、両親も交えたオンラインでお見合いを決行。数日後、カズから婚約の報告を受けたゾーイは、これまで見ないふりをしてきたカズへのある思いに気づく。
「シンデレラ」のリリー・ジェームズがゾーイ役で主演を務め、テレビシリーズ「スター・トレック ディスカバリー」のシャザト・ラティフがカズ、「クルエラ」のエマ・トンプソンがゾーイの母を演じた。
☟感想☟
登録時、検索したら邦題で『きっと、…』の多いこと…😅安易?🤔
映像が美しい✨
自分は映像が美しいのが大変好みなのでスコアの大半はコレ。
イギリスのパキスタン系コミュニティを描いた作品といえば、直近ではイギリスドラマ『マターナル』を思い出した。
宗教を取り払ったら、じれじれ両片思いのタグをつけたいロマンティックコメディー。
『マターナル』のことが自分の頭の中にあるから、作中でお姫様は幸せに暮らしました系の話が出てくるのは、これはあくまでもフィクションですよと念押ししている気がした。
映像はキレイだし面白かったのだけれど、どこか心に重石を載せたまま観終えた。
観始めて結構早くにラストが予想できてしまうから、なおさら…。
もしかしたら、イギリスでEUから脱退したのは移民問題もひとつらしいから、緩和させる意味もあるのかな…なんて思った。ルワンダ移送は取り止めになったままだけど。
パキスタンの町並みとかもキレイに映されていたし、邦画はどうして、こんな風にキレイに撮れない(撮らない)のかな…といつも残念に思う。インドの映画とかもスラムも美しく撮影できるのだから…。特に色彩のコントラストが鮮明なのが好み。金ぴかではなく。
これが邦画があまり好きではない原因のひとつ…。
エマ・トンプソンの母国語のセリフが特に面白かった。どの階級のどの訛りなのかわからなかったけど。
国内が混乱しているのってパキスタンだっけ?バングラデシュだっけ?と調べたらバングラデシュだった。
首相官邸への市民の襲撃が凄かった。
その時の混乱で金の便器が行方不明というのがなぜか一番印象に残っている😳