イベリー子豚

ライド・オンのイベリー子豚のレビュー・感想・評価

ライド・オン(2023年製作の映画)
4.3
こんな【ジャッキー】観たくなかったよ...。





「リアル(香港)アクション」の過去と未来。


来るべき「人間不要」の
「AI」出演・撮影・制作映画の到来を
「スタントマン」とゆう
「原始的」かつ「映画撮影の歴史」をもって
感じさせる
まさに【老師】からの
「一世一代」「全身全霊」の「メッセージ」。


とにかく作中での
【ジャッキー(=スタントマン)】の存在が
徹底的に「遺物」として扱われていることが
悲しかった。


どちらかと言えば
イベ子は「がっつり【ジャッキー】世代」ではなく
「ふんわり【内村光良】【岡村隆史】世代」であり、
せいぜい
『シャンハイ・ヌーン』や
『タキシード』『ラッシュアワ-』程度の
ニワカだけど
それでも
2000年代前半での輝きを知っています。



その【ジャッキー】が...。


でもきっと
これは「【ジャッキー】からの遺言」じゃなくて
「次世代の映画制作・出演者・ファン」への
「激励と感謝」の『旅立ちの日に』だったのかも。



「老兵は死なず」

「第一線の主人公」ではなくても
「魅力的なサイドキャスト」
「若手の発掘・育成」
「(香港)映画産業のさらなる発展」の現場で
笑顔で闘う【ジャッキー】観ていたいですね。