しろみさかな

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語のしろみさかなのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

演劇をスマホで見ているような、そんな演出でした。舞台装置がサクサク変わっていったり、演者が見た目を変えて出てきたりするのが、演劇みたいだなって思いました。一瞬しか映らないシーンでも、舞台装置の壁紙が素敵だったり小物がお洒落だったりと、一瞬でも目が離せない!と思いました。素敵。
ハッとしたのが、カジノやギャンブルは勝てると分かっていたら楽しく無いというところ。なるほどなぁ…と思いました。我々はスリルを楽しんでいたんですね…。勝てるとわかっていると楽しく無いと。それに気付くのに透視の修行を数年やっていた主人公…。なんとも可哀想な気持ちになりましたが、やっぱりやったことに意味がないことは無いのですね!ちゃんと体を張って社会貢献に役立てていました。
まぁわたしは勝てると分かっててもお金が欲しいですけどね…(笑)もしくは一緒にギャンブルをした席の負けた人たちやディーラーの表情を見て楽しみたい…。
見て意味があった映画か…と言われたら何とも言えないのですが(笑)内容があったか?と言われたら、何とも…(笑)それでも映画の演出が面白かったりするので、それだけでも見てよかったと思います。サクッと見やすい時間なのも◎でした。
しろみさかな

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