ポップでチャーミングな映画でした。
文字にすれば2行で済むお話を、ゆるーーりと遠回りしていて、全部余分な話で、その余分な所がとっても面白い。
似てるわけでもないですが、観ながら「ビッグフィッシュ」を思い出しました。
お話を伸ばしたり縮めたり、語るのが上手って、上品で素敵だなって思います。
映像は勿論ですが、僕はウェスアンダーソン監督の脚本が好きで、観るたびに「世界中の言葉が話せたらな」と悔しくなります。
もっと僕が理解できたら、もっと楽しめるんだろうなと。
それはどの映画でもそうなんですが、特に感じます。
Netflixを退会していたけど、このウェスアンダーソンシリーズ観たさに再登録しました。
面白いし全く後悔してないけど、他に観たいものもないので、まんまとやられちゃったー。って感じです。
いつものごとくテンポが良いので、50分60分と言わず、3時間くらい使ってメロメロにして欲しいなって思います。
途中の早着替えと、Dr.マーシャルの苦い顔がお気に入りのシーンでした。
あー麻原彰晃の浮き方も好きだったなー。
