じょうパン

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語のじょうパンのレビュー・感想・評価

3.7
配信された時から観ようと思って、アカデミーにノミネートされていたので観賞したました。
最初の15分くらいは正直、画面、字幕、内容理解するのに集中しすぎて逆によくわからんくなって個人的には退屈でした。
ヘンリー・シュガーのカジノからの話は好きでした。

◻️脚本
最初は前振り的な感じでこの映画に出てくる本の中身を映像で最初見せていて、最初の部分はあまり理解出来ませんでしたが最終的には理解出来ました。カジノからの展開はとても理解しやすかったです。
お金をカジノで稼いでも、絶対に稼げるとわかっていて興奮しないからお金を使おうとも思わなくなり、ベランダからお金をばら撒き警察官に「孤児院や病院に寄付しろ」と言われるシーンはヘンリー・シュガーと同様にかなり心に来ました。
最終的には21もの病院や孤児院の施設を建てたと言っていて、とても暖かい話だなと思いました。やはりアカデミーにノミネートされているのできちんと中身がありました。これが実話だったらいいなとも感じました。

◻️映像
やっぱり映像は面白い、絵本✖️劇を映像にしている感じで観ていて飽きないけど、裏方みたいな人が出て来た時は目線がそっちに行ってしまいどうしてもちょっと気になったりしました。

◻️まとめ
ウェス・アンダーソンは独自の世界を作っていて面白いけど、キャラクターが語り手もするので果たしてこれは映画なのかと所々やっぱり思うところはありました。
この監督は40分くらいが1番観やすいかなと感じました。

2024 11本目
じょうパン

じょうパン