流石ウェス・アンダーソン監督というべき作品。
好きな人はめちゃくちゃ好きそう(でも苦手な人は苦手そう)。
映画×舞台×小説
みたいな話。
朗読劇に一部映画的要素が組み込まれているというか。
若干絵画的要素もある気がしている。
これが芸術の集大成だ!ドーン!!!とやられた気分。
淡々と進むし、とにかく早口なので、流し見には向かないタイプの作品。
本当に早口で情報量も多いため、もはや「ついてこれる奴だけついてこい!ついてこれない?知らねえな!!!」と言われている感覚になる(こういうの嫌いじゃないわよ)。
その後の三篇も観たけど、なんだかんだこの40分がちょうどいいなと感じた。
ウェス・アンダーソン監督らしい色彩感覚も◎。
ここでベネディクト・カンバーバッチをキャスティングしたのも最高。
というか、俳優さんたちよくあんなに長文を覚えるだけでなく、噛まずに言えるわね……