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花腐しのsのネタバレレビュー・内容・結末

花腐し(2023年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

『火口のふたり』以来の荒井晴彦。綾野剛と柄本佑のコーヒー&シガレッツとでも言うべきか。映画の約九割を占める矢崎仁司の『無伴奏』のような重々しい空気をガラリと変えるシナリオ改変からの祥子登場、エンドロールでの「さよならの向こう側」のデュエットの流れが素晴らしくて静かに泣いた。日活らしくストップモーションで終わらせるところも好きだ。

メモ
・いまおかしんじの、「俺、タダでも撮りたぁ〜い」
・リンリン役にMINAMOちゃん
・「セックスに愛は要らない 愛があると遠慮しちゃうだろ 正常位しかできない 愛はセックスのジャンルなんだよ」
・思い出はモノクローム、色をつけてくれ

映画を観ているあいだ外はずっと大雨で、観終わったあと一服しにベランダへ出たら雨はすっかり上がっていた。そして久しぶりにパンクじゃない方の「蛹化の女」を聴いた。
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