ひとで

首のひとでのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
3.4
"狂った戦国時代"
フライヤーの言葉そのままの映画でした。
*
オープニングの題字「首」の勢いのように、首が跳ね飛び落ちていく。
最初こそギョッとしたけど、観ているうちにだんだん慣れていくくらい首が落ちる。
今の時代劇では見られないほど惨くて命が軽いけど、その時代を考えたらこれがリアルかもしれないですね。
綺麗事も言わないし大義名分もなくて、あるのは"欲"のみ。
なので話しは単純なんですが、時折りクスッと笑えるシーンもあり目が離せなくなるのは、北野武監督の観せ方の上手さなんでしょうね。
ひとで

ひとで