おにけん

首のおにけんのネタバレレビュー・内容・結末

(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

映)2023.57@TOHOシネマズ上野。巨匠北野武監督の最新作。今回は久しぶりの時代劇。本能寺の変辺りの歴史を題材にしている。いつもの北野映画に、少々BL的要素が混ざっている感じ。これは女性客受けを狙ったのか、キャストに西島秀俊氏がいた影響なのかはわからないが、ちょっとらしくないなあと思う。それ以外はいつもの北野映画。グロあり、笑いあり(あんまし笑えなかったけど)いろいろな要素が詰まっている。この辺の歴史を知らなくても楽しめるが、こういう映画を見ると人物関係、歴史的背景がもっと深く知りたくなってしまう。最後、明智光秀がこれまでの蜜月がうそのように態度を豹変させて荒木村重を逃がすのは愛情故なのかなあと映画を見ていて思った。監督の年齢的にあと何本新作を見ることができるかわからないが、新作が公開されるたびに北野監督の映画を見たいと思う。感想はこんなところです。
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