首のブサ猫太郎のレビュー・感想・評価

傍若無人な態度で天下統一を掲げる織田信長。各地で戦を繰り広げる中、家臣の荒木村重が謀反を起こし行方をくらます。信長は自身の跡目を餌に羽柴秀吉や明智光秀らに村重を探させる。しかし、そこで家臣たちは己が野心のために策謀を巡らす…

誰が何を企んで動いているのかのストーリー性が吹き飛ぶほどとにかくグロいし変態チックな場面が鮮烈に残る。

そして、それほどまでに終始固執していた首を最後には否定する羽柴秀吉(北野武)の発言が皮肉的だった。