このレビューはネタバレを含みます
妙な解釈はせずに史実の隙間をエッセンスで埋めるタイプでした。
ところどころ挟まれるビートたけしイズムは笑えた。
北野とビートのコラボ。
変なifがない分語られる内容に制約が出てくるわけだけど、その分、なんというか解像度高く当時の"人"を描こうとしてるなと思った。
そんな人達居たかもね、そういう風に考えてたかもね、そうしてたかもね、みたいな空気感。
ストーリーがドン!てある映画ではないのでどこが面白いか伝えづらい。
全体的な空気の張りと緩みの波が揺れるたびに振れ幅増してしてくる感じがあるんだよね。それがとっても笑えて怖くて心地よい。