ちょっと変な青年とちょっと変な少女のちょっと変な恋の物語でしたね。芋生悠さんが主演ということで鑑賞しましたが、相手役の倉悠貴さんも良かったです。見始めは「変な演技するなぁ」と思ってたのですが、途中からこのキャラクターにはこの演技がいちばん自然と思えるようになったので、よかったと思います。芋生さんも相手に合わせたお芝居が素晴らしかったです。
川瀬陽太さんはじめ脇を固める役者さんが素晴らしかったのも作品をより彩ったと思います。
ストーリーに関しては個人的には好きなところも多かったのですが、ところどころ話が飛ぶというか、よくわからないシーンやセリフがあったのでキャラクターがブレるように感じたところがあったのが少し残念でした。
あといちばん謎だったのが画面比を1:1にしたところで、なぜ通常のサイズ(2.35:1)にしなかったのかがわからなかったです。今作のような作品であれば気を衒うことなく通常の画面の方が背景の写りなどを考えても良かったように感じました。
