“もうすぐ外は白い冬”
『ラストレター』ぶりの岩井俊二監督作品
をアイナ・ジ・エンド目的で鑑賞
その素晴らしい歌声は期待以上😊
さらに一人二役の見事な演じ分けを含めたその演技力には驚き😲
そんな彼女の多才さを感じることのできる作品でした
できればもう少しダンスパフォーマンスも見たかったですが😄
…と、楽しめたのはそこまで
東京、大阪、北海道、宮城が舞台となり12年の時間軸を行き来する4つの物語
2011年のあの出来事を中心に、それが一点に収斂するという感動的な演出のハズなのにそこにあまりカタルシスを感じられず
祈り、贖罪、救い、そして再生
これにもなんとなく岩井ワールドのセルフオマージュとも思える既視感が…
もちろん岩井監督らしい美しい映像と印象的なカメラワークはあったものの、これまでの作品と比べると若干控えめ?
3時間の長尺ドラマとしてはあまり楽しむことができず、やはり彼は小林武史の音楽ありきの音楽映像作家なのかなぁと感じてしまいました😥
広瀬すず、松村北斗の熱演もきちんと伝わっただけに少々残念
アイナの歌声でなんとか3時間をのりきった
そんな印象の作品でした
p.s.
もうひとつの鑑賞目的が黒木華の出演😁
ただ彼女の役どころが『リップヴァンウィンクルの花嫁』と重なりここにも既視感が…
クロキストとしてこれも残念😥