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キリエのうたのmilaのネタバレレビュー・内容・結末

キリエのうた(2023年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

邦画で一番衝撃を受けた映画はスワロウテイル、リリィシュシュは最後まで見れなかったので、今回は観れるかどうかハラハラしながら鑑賞。


時代が前後するので、東京、大阪、石巻、帯広という4都市とキリエ、夏彦、イッコがどう繋がっていくのか考えながら見ていました。

2011年という表記が出た時に察する人もいるかもしれないけど、これだけ露骨に震災が絡んでくるとは思わず。
3月11日に下着姿で長電話って寒くないのかな?

どういう終着点なのかな?と思っていたけど結局光は見えず、「キリエとイッコ」を描きたかったのか、「キリエと夏彦」を描きたかったのか、はたまた両方なのかよく分からなかった。
主要人物たちが1番幸せだったのはいつなんだろう🤔
十字架を背負った夏彦はこの先幸せになれるのだろうか…唯一1人で演じられているから現在パートでの猫背加減が辛かった。

一度じゃ理解できなかったのかもしれない。



ふと思ったことのメモ
・江口洋介は父親かと思っていたけど違った。
・俳優の使い方が贅沢すぎる。
・夏彦はなぜ帯広へ?
・奥菜恵とすずちゃんの親子似すぎ。
・登場人物に感情移入しにくい。
・まともな人がほぼ出てこない。
・ギター弾く虹郎くんかっこいい。

咀嚼できていないので小説読もうと思います。

⭐︎R5.10.19小説を読んでみました。映画では描かれなかった登場人物の過去、情景が浮かび、理解が深まりました。今はもっとスコアを上げたい。読んだ上で見に行くべきでした。もう一度見たら泣いちゃうだろうな…。
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