映画館で観られてよかったと思える作品。
上手く言葉にできないけど、とてもよかった。
役者陣のお芝居が圧巻。
広瀬すずちゃん、松村北斗さん、いろんな役が出来るなあ、、
そしてなによりアイナ・ジ・エンドさん
彼女の表現は人を惹きつける特別な力を持っていると感じます。本当に素敵だった。
ほとんど事前情報無しで観に行ったので、こんなにも真正面から震災を扱う作品だと思わなくて思わず目を覆いたくなってしまった。
苦しかったな。
こういうことがたくさんあったのだろうし、こんな経験を抱えて生きている人がたくさんいるのだろうと思う。
そしてこれからも、誰にでも起こり得る。
そんな世の中で、今を生きる“キリエのうた”が救いになるのかもしれない。
登場人物も、この世に生きる傷を抱えたすべてのひとも、どうか、みんな少しでも幸せでいてほしい。
ところどころ、それいる？？なんで？？って思うシーンや演出が無くもなかったし、消化しきれていない部分もあるけど、そんな余白もこの映画の魅力なんだと思う。そういうことにする。
総じてはとてもよかった、と思う。
