カバディダック

流麻溝十五号のカバディダックのレビュー・感想・評価

流麻溝十五号(2022年製作の映画)
4.0
ひたすら重く、辛い。台湾の歴史について、自分があまりにも知らなすぎる。「白色テロ」の概要は知っていても、やはり詳しくこのように描かれるのを見ると、「知らない」と思い知らされる。

(台湾にしても、韓国にしても、人々がくぐった地獄のような経験を文学に、映画にする。日本はきちんと過去の歴史に向き合っているのか? 昭和から離れ、現在では「絵空事」ではない歴史に向き合う作品はますます少ない気もしてくる)