うさどん

流麻溝十五号のうさどんのレビュー・感想・評価

流麻溝十五号(2022年製作の映画)
3.6
大陸から逃げてきた国民党政府の、物理的にも心理的にも追い詰められた時代背景を反映、国家の緊迫感と疑心暗鬼が住民や国民に刃のように向けられる怖さが伝わってくる。

いつも一番弱い者に皺寄せ来るんだ、とかだけではなく、この映画観て、今の香港の様子見て、台湾の人たちはどう感じるのか、過去だけでなく、現代(いま)と未来の台湾も気になってしまった重い重い作品。