※今年最後の新作鑑賞なので、コメントに今年の新作トップ10載せました。
何てことのない日常なのに、2時間が退屈に感じない不思議…
公衆トイレの清掃員をやっている主人公平山は無口で読めない男ですが、人に興味が無いわけではないし、彼なりのルーティンの中で人とのささやかな関わりもあって、そこが何とも微笑ましい。
独り身で、貧相な家に住んでも清掃員という仕事を続ける彼を多くの人は変人として見るものの、子供と大人の狭間である親戚の女の子や、途中で出会う若者の女性にとっては憧れとして目に映っていました。劇中でも言われてたように、人にはそれぞれの世界がある。東京の下町の一部であっても色々な人がいて、それぞれが色々な生き方をしているんだな〜と。
海外の映画を見ててなんて素敵な街並みなんだと感動することはありましたが、東京も中々いいものだなと思いました。
あと、公衆トイレって確かに面白いですね。考えたこともなかったけど。