このレビューはネタバレを含みます
役所広司さんを堪能。
必要なことしか話さない。ただの無口な人かと思えば、ニコちゃんにはたくさん話をしていた。
写真、本、植物、音楽、人生の楽しみを知っていてすごく満ち足りた日々。
平山さんがいつからこの生活なのか、家族となにがあったのか、深くはわからなかったけど、まあそれでいいね。
影は重ねると濃くなるのかな。
何か大きな事件が起こるようで、起こらないささやかな、でも起伏のある日々でした。
ラストシーン、平山さんはなにを思って涙を流したんだろうね。嬉しいのか、悲しいのか、悔しいのか、寂しいのか。