彼のように生きれたらと思って見ていたが、
彼は友達のような気もして、もしかすると誰かにとっての彼は自分なのかもしれなくて。
多くを求めることを否定しているわけじゃないけど、小さいことにも喜びを見つける幸せを説いてくれてる。
なんて美しい世界なんだろう、なんて醜い世界なんだろう。
全部ひっくるめてなんて愛くるしい世界なんだろう。
今度は今度、今は今。
そのくらいの肩の力の抜け具合でいられたら。
それができないから、苦しむんだよ、僕らは。
でも平山も悲しいし、苦しいんだよ。彼自身は自分が聖人のようにに見てもらえてることを自覚してないから、なお、生きる姿が美しい。
そんな姿を通して僕らがパーフェクトデイズを送っていることをちょっと自覚させてくれる物語。
家族関係だって、恋人関係だって、仕事だって、なんだって人に言えないことあるし、まっすぐ誇れないこともある。でも懸命に生きてる。
木漏れ日に気付けるくらいの豊かな優しい心はみんな持ってる。
僕らのパーフェクトデイズはまだ続く。
