Yutoさんの映画レビュー・感想・評価

Yuto

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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.7

若者の純粋さを利用する軍部、人はいつも愚か。
利用するのも人間、利用されるのも人間。
このような映画作品はただしく教訓として今に活きているのだろうか。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

彼のように生きれたらと思って見ていたが、
彼は友達のような気もして、もしかすると誰かにとっての彼は自分なのかもしれなくて。
多くを求めることを否定しているわけじゃないけど、小さいことにも喜びを見つける
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.0

良かったなあ。
幼き日々にディズニー映画を見て育ったけれど、ディズニーという映画の本質は昔も今も変わってないんだなあと。
歌も好きだった。

なんというか前向きになれる。心の中にまだ純粋さがあることに
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私がやりました(2023年製作の映画)

3.4

テンポ感が良くて痛快。
言葉の面白さや、会話劇としての面白さも感じられる作品で良かった。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

ウェスアンダーソンの過剰摂取。
メタ認知力のテストかのよう。
情報処理速度が時々追いつかなかったが、やはり面白い。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

きっとこれが宮崎駿監督の遺作になるのだろうと強く感じるそんな映画だった。
大伯父の言葉が、青鷺の去り方が、この映画で描いていたことが彼の遺言のような気がして。

生きること・死ぬことは表裏一体ではなく
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

“スタンドバイミー”という不可侵領域は当事者のみ聖域で、そこに外部の人間が触れた時、歪みが生じてしまう。
湊と依里の関係を1番わかっていないのはきっと本人たち。だけどだから仲良くなれてるんだと思う。ま
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セーフティ(2019年製作の映画)

3.3

なぜ犯人はいつも壊れそうなのか。
なぜ、幼くしてこんな思いをしなきゃいけないのか。
法は許しても…。

ロックダウン(2016年製作の映画)

3.2

きっとそう簡単には解決しない問題がいくつも。
いじめ、児童虐待、銃規制、性教育。
時代がもっと前進するのにはまだ時間がかかりそう。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.6

映画で学ぶ歴史シリーズ。
政治という言葉には昨今どうしてもネガティブなイメージがついて回る。それはこの時代も。
その裏には決断と葛藤とがある。彼らも人間。

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.9

戦争には希望も観測もない。
もちろん、こうなったらいいなとか、こういう展開なら映画として面白いかも、といった甘い考えも全て裏切られた。

残酷さ、粗暴さ、無慈悲さ、を遠慮なく描かれていて、見てられない
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RRR(2022年製作の映画)

4.4

やっぱり映画はこうでなくっちゃ!!!!!!!


を詰め込みに詰め込んだ作品。
なんかもうニヤニヤが止まらない。

ストーリーがどうとか、感動とか、演技とか全部置いといて、すげぇぇぇって思い続けた3時
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.4

バスケ部なのにスラムダンク読んだことないの?と言われ続けて、25歳に。
バスケの思い出は苦いものばかりだけど、映画を見終わった今あの頃が恋しい。バスケがしたい。
今ならもっと…と思うことばかりだけど、
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

3.6

どの角度でこの映画を見るか。
全部を吸収しきれなかった。

ジャックと弟の関係に最も共鳴したかな。

大義と愛と責任と無知。
そんな話だった気がする。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.0

そういえばだいぶ前に見た。
音楽のりのりで楽しかった!

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.6

終始やるせない気持ちだった。

自分の意思の及ばないところで、人は生きるし人は死ぬよ。それが許せなくもなるよ。
虚偽を覆すための真実より、人一人が信じる真実の方が幸せなこともある。

役所広司、広瀬す
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

オリエント急行殺人事件でも思ったけど、このポワロのキャラ、イメージとかなり違うんだよなあ。あまりに情熱的。

愛を題材にということだが、だとしたら少し軽薄かな。でもやっぱりミステリーならではの展開は面
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

2.9

とても久しぶりにちゃんと映画を見た。
社会人になり、より本は読めるようになったのに、映画になると集中力が続かなくなったのはなぜだろう。

そんなふわふわした状態の自分が見たからか、すごいふわふわした映
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エール!(2014年製作の映画)

3.8

コメディ色が強めで、気楽に楽しめるのが良かった。
フランスらしく個が粒だっていて、周囲もそれに対して割と我関せず。そこが爽快なところもあれば、少し物足りなさを感じさせるところもあれば。

Je vol
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

とてもとても暖かい涙がどんどん溢れてきた。
枯れかけていた自分の挑戦する気持ちや、愛情深さにまだ水を与えてくれる作品や人があることにも気づけた。

優しい演出をするんだなあと思うシーンが多々あったし、
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パリ13区(2021年製作の映画)

2.8

“愛ゆえに…”みたいな反語的な意志や行動を理解できないことの方が多い。
めんどくさい、この人の考え方が嫌いだ、という直球で人との縁を考えることの方が好きだ。

年代とは裏腹に年下の話のようだった。
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.2

ずいぶんと客観的に観ていた気がする。
飢えとは、貧困とは、本当に良くないものだと、不幸を連鎖させるということだけをひたすらに感じていた。なんか最後まで見ると、あながち感じていたことは主題と遠からずなの
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