ヴィムベンダース特有のハスった男嫌いなので、どうせそうだろうなと思いつつ鑑賞（ここまで善人として描くならシコるシーンくらい描いてよ息がつまる）
渋谷区民の俺は、繰り返される押上〜渋谷のロケーションの良さにとてもグッときました！地下改札の何でも無い風景や、くったくないダウン症の男の子が出演してたり、ギクリとする現実らしさもひしひし感じた。
平山は何か人生の禊のためにトイレ掃除の仕事をしている。そうでなきゃ１日着た清掃服を洗わず壁にかけるの信じられないし、最初からトイレ清掃の仕事してたら自分自身のことを光と影の影だなんて思わないと思う。
大学生の時2年間トイレや銭湯清掃のバイトしてたけど、底辺も底辺のジジババに何度金をネコババされたり仕事をおしつけられたことか。全員コメディだし字も読めない人もいた。
みなさんこの美しい話を享受できるお金持ちで良かったですね。
そして60〜70年代の名曲オンパは、マジで恥ずかった。ドイツ人だから平然とできるのか？アメリカ人なら絶対やらないよな。。もうロックの教科書に近いような上っ面に感じて嫌なんだよ。
