淡々と同じような映像が流れてはいたが、私は落ち着いて鑑賞できたとともにいろいろ考えさせられる映画でもあった。
平凡な毎日をただ同じような日々の繰り返しではあるが、よく描写され、主人公の役所広司さんの演技力に引き込まれてしまいました。
この映画から日々の生活の中で、どの一日もまったく他の一日とは違っている。その日だけの光が射し、風が吹き、雲が流れ、木々の揺れ、雨や(雪)が降り、その日にしか感じられないたった一度きりの人生の一時である。
私は過去と現在と未来の自分の人生というものをもう一度見つめ直し、今日という日を大切に生きようと思った。すべて日々是好日ではないでしょうか。
映像の最期の「木漏れ日」の意味としてエンディングが最高に良かった。
