主人公が目が覚めてからすぐ動いて布団畳めることに純粋に驚いた笑
あそこまですぐ動ける健康な心身があったらシンプルな生活でも、日常の素晴らしさを実感しながら生きられる余裕があるのかもなー。
そして、そもそもその何気ない日常を生きる尊さを感じられる境地に立つには、ある程度の豊かな生活や心の満足（一種の欠乏というか、貪欲さを満たす）など満たされる過程を経ないと、この境地までは無理なんじゃない？？と疑問に思う場面が。
そんなこんなで途中までは言いたいことはわかるが綺麗すぎないー？？？と若干もやもやしながらスクリーンを眺めていたのですが、後半に主人公が豊かなご家庭出身？と推察できるようなシーンがあって、腑に落ちました。
若者の後輩くんのようなリアクション（お金がなきゃ何もできないよーというスタンス）がある一定の年齢を重ねてもそう思う人が世の中では多いのではないかな、と思っています。
個人的にはこの映画を見て、教養をつけ足るを知ってこそ、どんな境遇にあっても幸せはそこにある、ということを知れることを学んだ気がします。
幸せはきっといつも自らの周りにあるのだけれど、それを自覚するのが難しいんですよね。。
