PERFECT DAYSのひでのレビュー・感想・評価

役所広司以外に、この役は務まらないのではないか。

淡々と同じようなことを繰り返す日々。
そんな中にも、美しい景色があり、音楽があり、時折何らかの出来事が生まれる。

姪の登場から、家族についての想像。
女将さんの元旦那との対話から、何を感じ取るか。
見る者に託す要素が大きい。

本当に何でもない、自分の好きな物に囲まれた初老男性の日常。
それなのにも関わらず、これ程までに引き込まれる理由は何なのか。自分でもわからない。