このレビューはネタバレを含みます
冒頭数分間がわざとらしいエピソードが続いてすごく嫌だった。男性が看板を蹴倒したり、子供を助けたら手を拭かれたり。そんな視点でトイレ掃除人を描いてもろくな内容にならんだろと。プロデューサーと脚本が電通の人なのもあり、不信感スタートだった。
主人公が好んでこの生活をしているのか、それとも収入が少なくてやむなくの生活の中に楽しみを見出しているのか。
主人公が二十代の若い女に対して中学生みたいにドギマギしたり、自分の姪にも女を感じてるような対応や、突然同僚が辞めて仕事量が増えた途端に感情をコントロールできなくなって会社に怒鳴りまくる姿を見て、やむなく貧乏な生活をしているのかもしれない。
神社の木を見て姪が「この木、おじさんの友達?」とか言い出して笑った。なんなん?ジブリ感?
出演者みんな演技が地に足がついてない感じで、撮影も照明も少し足りてなく見え、それらが良い効果にはなっていなく見えた。後で調べると撮影日数が16日くらいらしく、監督も撮影直前に来日して準備期間も短かったらしい。