このレビューはネタバレを含みます
エンドロール終わるまで見てください。
エンドロール途中で席を立つ人がちらほらいましたが…
わからなかったこと
・平山が新聞紙に水を含みバラバラにしたものを畳に撒いたのはなぜだったのか
・ところどころ重低音が聞こえていたのは何を表していたのか
・姉が運転手つきの金持ちなのに平山はあんなボロいアパートに住んでいる格差が少し無理ある気がした
良かったこと
・東京出身者（特に渋谷区から東側）で東京の街に馴染みがある人にはいつもの街が違って見えて新しい良さが映し出されるのが見えて感動する
・言葉が極端に少ない映画だからこそ登場人物の表情や風景から読み取り考える時間がある。セリフという情報が少ないからこそ塾考できる
・役所広司の映画はやはり外れない
印象的なシーン
・浅草の居酒屋は地下鉄の通路？のようなところにありあんな場所があるとは初めて知った
・家出した姪っ子が泊まりにきて一緒に銭湯に行った時に、最後銭湯ロビーにいたおじいちゃん二人が首を伸ばして興味津々に見てたの可愛かった
・古いテープを売ろうとしたテープ屋さん、本当に下北沢にあるのか？
目の前にあることを大切にすべきということを伝えている映画
確かに、これは映画館でゆっくり雰囲気にのまれながら考えながら見てほしい
PS.大手企業達の利権が絡み美化されているような批判があるのはわかっているのだけど、その前提を知らずに鑑賞時は見て、作品として純粋に良い面があると思いました。
