東京版パターソンと聞いて、あのノリで120分はキツくない！？(パターソン三回寝落ちした女)て思ったけど後半から違うニュアンスが入り混じって別物に感じた。前半までは斜に構えてみてたけど、ゆっくりと魅了されていって、最後には観てよかったと感じた。
長すぎるVLOGっ途中で思ったけどね。
東東京住民におけるスカイツリーのあり方や隅田川の寄り添い方、その表現がリアルで何で住んでないのにわかるの！？！？てなった。スカイツリーのきらめきと隅田川のゆらぎっていつだって住民にとっての癒しなんだよね。そんな実際に住んで体験したことを映画を通して感じると思わなかった。
あと、初めて役所広司の演技に注目した。あんなに上品でさりげなく、豊かな表情ができる俳優だったんだ。ファンになりました。
