このレビューはネタバレを含みます
幸せは心の中にある、という普遍的なテーマを、デザインされた東京のトイレとその清掃員、という現代的な設定の中で描いた作品。
軽トラで現場に向かう清掃員。車内で流れる名曲たち。セリフのない前半が、後半の台詞を際立たせている。遅ればせながら観て良かった。特に、笑ってるのか、泣いてるのか、どっちなのかわからないラストの主人公のアップの長回しがとても良かった。
職業柄、クレジットを見ながら、なぜこの映画が、この座組で成立したのかがとても気になったが、ユニクロが東京トイレのスポンサーだと聞き色々納得した。