Mio

PERFECT DAYSのMioのネタバレレビュー・内容・結末

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます


🚙📼𓂃 𓈒♪
🪴🚽🧻🪠🪣📸🌳🚲🍺👓📚🏙️


※完全なる個人的な考察が入っているので、
何卒ご了承くださいませ🙇🏼‍♀️🙇🏼‍♀️

.

開始早々、東京の街並みとともに、
The Animalsの
「The House of the Rising Sun」が流れて、
うわわ…なんてエモいんだ….
ヴェンダースぅう…🥺🩵となって、
もう初っ端からこの映画のトリコでした!

この映画、劇中流れる
平山のカセット選曲も最高に素敵
(楽曲が劇中のストーリーや絵に
マッチしているところもすごい!👏🏻)

おしゃれな公衆トイレの数々…🚽🏙️

本当に見ていて飽きないし、
じっくり観るのも良しだけど、
ただ流して観るのにも最適な
おしゃれな映画だなと思いました🚙⟡

ただ❕
ストーリーもかなり深みがあります❕

というのも、気になる
"平山"という人の心情や過去!
観ている間、
「この人はいったいどういう人なんだろう?」
と思わずにはいられない👀❕

これは私の本当に個人的な見解だけど、
平山はもしかしたら、
色盲障害的なものを患っていたり
するのかなとも思いました👀🎨
(※↑このような症状については
詳しくはないので、
気分を害される方がいらっしゃったら
ごめんなさい!)

劇中、平山の生活する風景は
鮮やかに彩られていて、
私たち観客もその色彩に魅了されますが、
平山自身の視点から考えてみると、
"モノクロのフィルムカメラ📸🌳"で
写真を撮っていたり、
平山の"見る夢"
(その日の出来事や過去の回想など)は、
全て「モノクロ」に
描写されている気がする🌫️
値段が安めっていうのもあるかもだけど、
いつも飲んでるものが
"酎ハイ"(⇨あまり色味のない飲みもの)
なのも気になった💭

また、後半の
三浦友和演じる男性との会話で、
「影は重ねると濃くなるのか?
そのままなのか?」という議論が
出てきますが、
実際にやってみて、三浦友和が
「あまり変わらないかも」って言ったとき、
「変わらないなんてことはない!」と
妙に自身の意見を主張していた気もするし、
最後のシーンでも、
高速の朝日を見て何とも言えない表情
(涙を流している?)を
しているところなどを見ると、
"見えるもの"というものに
何か抗っている気がする🤔💭
(あと、毎朝家を出るときに、
必ず空を見上げるところとかも気になる)

また、途中、柄本時生演じる男の子と
仲の良い知的障害の子が登場するけど、
その子の存在がそれこそ
伏線的な意味を持っていたりするのかな…
とかも思ったり。

もし、平山も障害を抱えていたとすると、
父親や妹との確執も
リアルに感じる気がしましたね。
例えば、平山が生まれたときからではなく、ある程度大人になってから、
後天的にこの病を患ったとして、
その時に、父親や妹との間で
諸々揉めたり、
確執が起きたのかな??とか…💭

まあでも…そうすると、
運転とか絶対難しいもんなあ…🤔🤔とか、
いろいろ考えちゃうけど。

いずれにしても、
最後の"KOMOREBI"の意味も含めて、
平山は「光」というものを
追い求めている気がする🏃🏻‍➡️💡

こういうふうに
いろいろ考えたりできるのも、
この映画の醍醐味の1つですね!

にしても、
本当に絵も素敵だし、
音楽も素敵…🏙️📼👏🏻

そして❕
さゆり姐さんが
出ていらっしゃるのも最高でしたね👘❕
それこそ、さゆり姐さんが
OPの「The House of the Rising Sun」の
日本語バージョンを歌っているのも
エモかったし、そこだけ何回か
再生したくなる👉🏻▶️!!

とにかく、大変素敵でした…👏🏻

また落ち着いたら、
見直してみたい作品の1つです🧻🩵
Mio

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