東京に暮らすトイレ清掃員の何げない日常を描いたヒューマンドラマ。
静かで淡々とした繰り返しのような平凡な日常、役所広司をたっぷり堪能できる作品でした。よくよく考えたら自分も繰り返しのような毎日だなあとしみじみ観てた。
ただ劇中の役所広司みたいに味わいとか哀愁みたいなものは自分にはない笑
レトロなカセットテープの音楽や街の雑踏の音がそのままBGMになってるのがさっぱりしていて良かった。
東京タワーじゃなくスカイツリーなのが下町あたりに住んでのかなってなったり、過去にいろいろあったのかなって表情をしてたり、セリフが少ない分、想像力を掻き立てられる。
わりと評価が難しい。
面白い！っていうのは正直ないけど、余韻が続く作品でした。
ただもうちょい喋っても良いかな笑
ジャッキー・チェンの少林寺木人拳くらい喋らない主人公。
ただ役所広司の優しい表情に癒されたのでなんだか観て良かったという気持ちになりました。
