凄まじく心に刺さった。瞬き忘れてしまうくらい。
奪われたエドガルド
エドガルドを取り戻そうと奮闘するユダヤ協会
でも、何よりも奪われたのはエドガルド自身。
家族が改宗すれば帰れる。
大事ではあるけど、側から見ればそれだけのこと。でも家族は最後まで改宗を選ばなかった。
子供心で、信仰なんてどうでもいいよ。
自分を選んでもらえなかった、トラウマになったのではと思う。
最後の行動も帰りたかったから。
そして投げかけられた言葉は自分を否定される言葉。
エドガルドは「信仰する」対象を見失ったように感じる。
子供にとって、教会は「家庭」で神は「親」。
キリスト像の釘を外す小さいエドガルドのことはずっと忘れられない。