このレビューはネタバレを含みます
あっという間の130分!面白かった。
エドガルドが誘拐された直後の面会では、お母さんに帰りたいと泣きついていたにも関わらず、死に際での面会のシーンで取り返しのつかない信仰の違いが見えてしまったことが悲しかった。
皇帝の棺桶を川へ流そうと暴動が起こったときのエドガルドが覚醒するシーンも… 長い年月を得てキリストに染まりつつあったが、本心ではユダヤでいたかったという現れな気がしてならない。
離れていた年月が、10年という時は長いという事と宗教と政治の恐ろしさを思い知る作品。実話ということがいたたまれない…
壮大な音楽も好きでした。