mh

墓泥棒と失われた女神のmhのレビュー・感想・評価

墓泥棒と失われた女神(2023年製作の映画)
3.9
Fan’s Voice独占最速試写会 7/8(月)行ってまいりました。
書くの忘れてた😅

あれは何年前だろ?前のBunkamura観た『幸福なラザロ』。インパクトすごくてすごく覚えてる作品ですが、そのアリーチェ・ロルヴァケル監督作品、しかも、ジョシュ・オコナーが出演すると聞いて、楽しみにしてました!

ひとことで言うとやっぱり、異色。
この味は他では無いよね、でも美味しいよね。みたいな作品なのは間違いないです。
『幸福なラザロ』よりは大衆的な印象もありました。

これまず、舞台は80年代なんですよ、スマホもなく、何でもネットでググる時代設定じゃなく、ちょっと昔みたいな。

イタリア・トスカーナの絵画に出て来そうな画角の景色なんかもちょっと出てくるんですけど単に綺麗な風景というより、そこに住んでる人がいるような風景かな。

ムシヨ帰りらしいジョシュ・オコナーがイタリアへ来た訳なんですが、ダウジングを使って地下にある墓(遺跡)の場所を探して掘り起こす訳ですよ。

文字で書くとインディージョーンズか!っ感じですけど、アクションとかメインじゃないし、そこはイタリアなのでインディな雰囲気はないです😂

かつての恋人を想い、訪れた恋人の母親の家で出会った女性。
手話でのやり取り。
掘り起こされた女神像とその居室。
盗掘仲間のキャラクターの濃さ。
止められてもやめられない墓の盗掘。
出会った女性の子供達。

上げればもっとあるんですけど、もう何故だかグッとくる魅力的なシーンがあちこちに散らばっております。

後半特に良いんですよ。

ジョシュ・オコナーが期待以上に良いんですよ。

毎回違う表情を見せてくれる彼が好き❤️って方も多いと思うんですが、私もその1人なんですけど、こぎたない格好なんですけどなんかすっごい良い表情するシーンがあったり、前半は馴染んでるなぁなんて思って見てたら後半は彼だけなんかイギリス人だっていうのを感じさせる馴染んでなさ感も出して来たり😂

まあ、もう何が言いたいかわかんなくなって来たけど、
気なる人はとりあえず見ておきましょう。って、ことで🤭

歴史があっていっぱい遺跡があって、バラックみたいな家もあって、綺麗なばかりでは無いイタリアや歴史も感じられてイタリア映画の影響も感じられて(そこは私はよくわかんないけど)
まぁ
独特の世界観が魅力的なんです。

今作は新しくなったBunkamuraでやるみたい。シネスイッチ銀座でも!

是非!
mh

mh