NaokiAburatani

落下の解剖学のNaokiAburataniのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
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法廷サスペンスの皮を被った夫婦間のドロドロ愛憎劇。ともすれば、世界まる見えの再現VTR的な話になるかも‥とか途中まで思っていたけど、流石にそんな安っぽい話ではなかった。

録音されていた事件前夜の夫婦喧嘩が証拠として唯一確実だったこともあり、あのシーンが妙に生々しく、ここを描きたかったが故に製作されたのではと思ったし、観ていて一番ツラかった。

もはや真実よりもダニエルの今後の人生の方が気になってしまうのだが、いくらなんでも犬に酷いことするのは違くね?とそこだけは唖然とした。

頭の回転が悪い自分にはイマイチタイトルの意味が分からなかった。
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