ななみ

落下の解剖学のななみのネタバレレビュー・内容・結末

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

まずはメリル・ストリープレベルと称され、パルムドッグに輝いたボーダーのメッシ君に賞賛を送りたい。🏆👏
犬好きなら間違いなく麻酔を疑っただろうと思う。いゃいゃホントに凄かった。ダニエルとのやり取りもマジで中に人が入ってるレベルだった…
トレーナーのコメントには本当に時間をかけて生まれたお芝居だったとあった。
ライアンゴズリングがメロメロになる訳だw
しかしホントに脱帽…
是非オスカーにも輝いてもらいたい✨

サスペンス、ミステリー、謎解き、法廷劇。
と謳われていたけど、見終わった今は家族の物語だったと腑に落ちた。
本当に劇場が傍聴席になったような感覚で、ほぼ家と法廷の2シチュなんだけど、気持ちがざわついたまま最後まで一気に引きづられる感覚だった。

どこに気持ちを持って行くか、感情移入するかにもよるけど、結構私はズッシリと来た。
なんとなくハッキリしたのかしないのかでエンディングを迎える感じはフランスだな。っていう感じはしたけど、夫婦の言い争いはリアリティの極みだと思う。
最後は静まり返った法廷に音声だけになる感じも、誰にも味方出来なくなるような作りは素晴らしい。

いゃ、とにかく。
役者陣が素晴らし過ぎた。ダニエル役のミロくんとスヌープ役のメッシくんに👏👏👏
ななみ

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