あっという間の2時間半
カンヌを撮ったということで、ミーハー心を発揮し、久しぶりに洋画を鑑賞。
なんというか、サスペンス調でもありハラハラもするけど、最終的にはヒューマンな映画と思った
人を信じることを、映画から問われているようだった。特に後半。
誰にも知られたくない、でも誰にでもあるであろう夫婦間の出来事、私的なことをあんな形で暴露されるなんて…
以下ネタバレ含むかもです
きっと誰もが、奥さんは殺してないであろうと思いながらも、殺した?と何度か思ってしまうのでは
殺人者の子どもなのか…と疑いたくもないのに疑ってしまう子ども。
裁判が決着した後に、弁護士と2人になって酔っ払って、キスしそうでしないのとか
「終わったらもっとほっとすると思った」とか
「家に帰ってお母さんに会うのが怖い」こととか、
が良く
当事者にしか分かり得ないなかなか表現し得ないものが垣間見れた気がした。
ほっとしないのは、大切な家族はもう戻って来ないから。
喧嘩の音声なんて、表面的なことでしかない
人の心なんてすべては分かり得ない…
ボヤキ
やっぱ真ん中で観るといい
レディースデーでもないのに、わりと満員
主演の女性と子ども役の子がすごくいい。
主演の人の演技で全てもっていってるのでは…
主な出演者はほとんどいないのに、作品となっているのがすごい