このレビューはネタバレを含みます
ワンカットワンカット(道路のシーン、家の木造を移すシーンetc.)に伏線があるのでは、何かを表してるのではと思い、終始不穏な緊張感があった。
サスペンス系だと思ってたので、鑑賞後はなぜ勝訴?結局ケンカの声は家の外でしたの?中?と色んな疑問が込み上げたが、すぐにこれがこの映画がもたらす感情なんだと思えた。
印象に残ったシーンは調停の場面。
調停で初めて明かされることや、検査側の考えなどが分かり、とめどない情報に飲み込まれた。実際に傍聴してる気持ちと近かった。
息子が視覚障害なことがトリックになる大どんでん返しみたいな映画だと思ってたが、リアルを描くドキュメンタリーぽかった。
後味はあまり良くなかった。が良かった。