PSYCHE

落下の解剖学のPSYCHEのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
2.7
いやね、私ほんとに最近映画を見始めたんで、見る映画によく葉っぱのマークあるな〜(笑って下さい)って思ってたんですよ。あれがパルムドールのマークだとこの映画で初めて気づきました。
そんな知識のない自分がこの賞を沢山取った作品に対して
「は?結局何だったの?」
でした。すいません教養なくて。
陪審員の判断で有罪無罪が決まるとしても、被告も弁護士も検察官も証言者も何一つ証拠になる事を示してないじゃん…と思ってしまいました。
グレーは黒にならず白。
フランスとドイツのお国柄の思考の違いもわからず
教養って映画みるにも必要よね。ないのに観てごめんね、フランス語もドイツ語も英語も全くで、ずーっと字幕を追ってごめんよーって。
主人公の女性にフンってされてる気がして仕方ありません。

イッヌが素晴らしかった事だけが印象的でパルムドックとるのも納得でした(犬の事もよく知らないけれど)

解剖学という題名から事件を解剖、真実ではなく事実を明らかにしていくドラマだと思ってみていたら、事実ではなく真実を選ぶドラマの映画でした。
つまんなくはなかったけど期待値高すぎたし長くする意味がこの物語のどこにあったのかって思いました。

録音でラスト性的暴行されたのか⁈
それともそれで火がついて2人はしたのか⁈
と思ったのが世界で私ひとりだったらどうしよう〜って思っていたら、少なくとも世界に二人いそうで安堵しているところです。

イッヌでスコアアップ
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