落下の解剖学の1997のネタバレレビュー・内容・結末

観ようか観まいかダラダラしてたらアカデミー賞とったので満を持して鑑賞◎

ミステリーだと思って行ったけど
ミステリーというよりは
誰にでも起こりうるような家族の話だった。

夫婦の口論のシーンではこんなに苦しんでる夫に寄り添わない奥さん激ヤバだと思っていたけど、観賞後じっくり考えたらやっぱりあれは旦那もやばい、、最初は許可を得ていたのかもしれないけどああやって録音して焚き付けて奥さんの不利な話をわざといっぱい出して“殴られた！”ってわざわざ声に出して言って、挙げ句の果てに自殺（だと私は思う、そこを最後に観客に答え合わせしないのも良かった）、、激重メンヘラモラハラ夫に思えてきた、、

笑顔ばっかりのバカ女が好きなら私を選ばないでしょってタバコにマッチで火をつけるの最高にキレキレすぎて好きでした、、

登場人物の誰のことも愛せないけど気持ちはわかる、自分もそうなる可能性ある、そんな気持ちになる作品でした。